NanoXploreとSTマイクロエレクトロニクスは,宇宙機向けのFPGAとしてNG-ULTRA FPGAを発表した.放射線耐性SoC FPGAとして欧州のESCC 9030認証を取得している.低軌道および中軌道コンステレーションを含む宇宙機向けに設計されており,GNSS衛星などでの用途を想定している.
設計からテストまで欧州で行われており,STマイクロエレクトロニクスの28nm FD-SOIプロセスで製造される.
評価キットも提供する.
クアッドコアのCortex R52(Arm)および,537k LUTと32MビットRAMを内蔵する.
TID耐性(Total Ionizing Dose)は最高50krad(Si),シングルイベントラッチアップ(SEL)耐性は最高65MeV·cm²/mgまで試験済みである.
放射線の影響によるビット反転に対する耐性を示すSEU(Single Event Upset)耐性は,60MeV·cm²/mgを超えるLETで検証済みである.
●NanoXploreについて
NanoXploreは,宇宙およびアビオニクスなど信頼性を必要とする装置向けに,放射線耐性FPGAを設計するフランスのファブレス企業である.