ラティスセミコンダクターは,ロジックに最適化された小規模FPGA Certus-NXファミリに2つのデバイスを追加した.
NexusベースのCertus-NXに追加されたデバイスは,Certus-NX-28とCertus-NX-09という2つの回路規模であり,複数のパッケージが用意されている.これらは,通信やコンピューティング,産業,自動車向けの幅広いアプリケーションでの採用を想定している.
Nexusベースの小型FPGAのラインアップを拡大し,0.8mmピッチのデバイスとパッケージ・オプションを追加したことで,産業機器向けの製品ラインアップが強化された.
Certus-NX FPGAの特徴は次の通り.
・回路規模は9K,17K,28K,39K
・PCIe Gen 2によるリーダーシップの電力効率
・同クラスのFPGAに比べ,最大4倍の低消費電力
・28nm FD-SOIプロセス技術による消費電力と性能の両立
・面積当たりのI/O数が最大2倍
・電源シーケンスの要件なし
・PCIeおよびGigabit Ethernetインターフェースを36mm2のパッケージで実装
・ソフトエラー率が最大100倍低下
・SEU保護用のSECおよびメモリブロックECCを内蔵
・最高12倍高速なInstant-On