前回の続きです.
●サンプルデザイン
▲DP入力DP出力
このボードはDPについては,入力用コネクタと出力用コネクタが用意されています.このサンプルデザインは,入力側から入れたDP信号をそのまま出力側コネクタから出すものです.
今回は,WindowsPCの映像を入力し,PC用のモニタに出力してみます.PCからの出力なので,解像度を変更できます.何種類か試してみます.
当初,Windows上で認識されませんでしたが,DPコネクタを抜き差ししたところ,無事にWindowsから認識されました.1920×1080@60の映像信号をスルー出来ています.Windows上でリストアップされた解像度への変更も問題なくできるようでした(全部は試していない).
▲DDR3HDMI
DDR3メモリを利用しているようですが,実行した結果からは違いが分かりません.HDMIで出力されるサンプルパターンは,DDR3を使っていないものと同じです.出力解像度はやはり,1920×1080@60です.
このデザインでは,DDR3のメモリコントローラについて,GowinのIPを使わず,HDLで独自実装しているようです.