2025年7月15日

 ラティスは,Certus-NXとMachXO5-NXファミリについてI/O数を増やしたデバイスを追加し,小型FPGAのポートフォリオを拡充した.

 Certus-NXはパッケージ面積当たりのI/O数の多さが特徴のデバイスであり,6×6mm~19×19mmのパッケージがラインアップされている.ユーザI/O数は70~365から選択できる小型FPGAである.

 ロジックセルは最大で39K,18×18の乗算器,5Gbps PCIe,1.25Gbps SGMII,ADC,ECDSAによるビットストリーム認証とAES-256による暗号化機能などを内蔵している.

 MachXO5-NXは15K~100Kのロジックセルと最大365のユーザI/Oを持つセキュアなFPGAデバイスである.
 高速LVDS,MIPI,PCIeといったインターフェースに加え,AES256ビットストリーム暗号,ECDSA-521およびRSA4Kビットストリーム認証,コンフィグレーションポートロックなどのセキュリティ機能を持つ.

 これらの新しいデバイスは出荷開始されており,開発環境Lattice Radiantの最新リリースでサポートされている.

(1)リリース

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