●新FPGA Avant-G,Avant-Xファミリ
ラティスセミコンダクターは中規模のFPGAファミリ,Avant-Gおよび,Aant-Xを発表した.
Avant-G FPGAファミリは,AIや各種システム・インタフェースをサポートする柔軟なI/Oを持ち,2,400Mbpsの専用LPDDR4メモリ・インターフェースを備えている.
Avant-X FPGAファミリは,広い帯域幅と高いセキュリティ性能が特徴で,最大1テラビット/sの総システム帯域幅,ハードDMA対応のPCIe Gen 4コントローラ,データを暗号化するセキュリティ・エンジンを備えている.
Avant-GおよびAvant-X FPGAは,現在サンプル出荷中である.設計ソフトウェアとして,Lattice PropelとLattice Radiantが提供される.
●ソリューションスタックの拡充
人工知能や産業向けとして使われる Lattice sensAIやLattice mVisionといった,アプリケーション別のソリューションスタックを拡充した.ソリューションスタックは,ハードウェア,ソフトウェア,IPのツール・キットで構成されている.
今回,アクセラレータ・エンジンのアップグレードによる性能向上,IPとリファレンス・デザインの拡充,セキュリティ機能の追加などが行われた.
●ツールのアップデート
開発用のソフトウェア・ツールLattice PropelとLattice Radiantもアップデートされた.
新FPGAファミリへの対応に加え,Radiantは使いやすさとスクリプト機能の向上,PropelはIPポートフォリオが拡大された.
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これらの製品発表は,Lattice Developers Conferenceのライブキャストで行われた.その様子はLatticeのイベント・ポータルサイトで公開される予定である.