32/64ビットRISC-Vプロセッサ・コアのサプライヤである台湾のアンデス・テクノロジー・コーポレーションは,同社のAndesCore A25 RISC-V CPU IPとAE350ペリフェラル・サブシステムが,中国のGOWIN Semiconductorの新しいFPGAチップGW5AST-138に組み込まれることを発表した.
 これによりWG5AST-138は,ハードコアのCPUとペリフェラルを使用できる.

・ECCエラー訂正をサポートするブロックRAMモジュール
・高性能多電圧GPIO
・高精度クロック・アーキテクチャ
などが提供される.

 最高動作周波数400MHzのAndesCore A25は,RISC-V P拡張 DSP/SIMD ISA(ドラフト),単精度/倍精度浮動小数点およびビット操作命令,Linuxベースのアプリケーション用MMUをサポートする.
 AE350 AXI/AHBベース・プラットフォームは,
・レベル1メモリ
・割り込みコントローラ
・デバッグ・モジュール
・AXI/AHBバス・マトリックス・コントローラ
・AXI-to-AHBブリッジ
・AHB/APBバスの基本IPコンポーネント
をサポートする.
 DDR3コントローラとSPIフラッシュ・コントローラは,キャッシュミス後にA25の32Kバイト命令キャッシュとデータキャッシュをバックアップする.オフチップDDR3はデータ・メモリを提供し,SPIフラッシュはA25の命令メモリ(起動時にSPI-FlashからDDR3とキャッシュにコードがコピーされる)を含む.

ANDES TECHNOLOGのリリース

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