エフィニックスは量産アプリケーション向けFPGAとしてTopazファミリを発表した.
 Topazファミリは,同社のTitaniumファミリと同じ16nm CMOSプロセスで製造される.高性能と低消費電力を実現し,コスト効率の高いデバイス・ファミリである.
 「Topazファミリは,性能と消費電力の完璧な組み合わせを特徴としており、Efinixアーキテクチャの技術的優位性を、数十億ドル規模の大量生産向けFPGA市場と従来のカスタムシリコン市場の両方に提供できる普及版のデバイスと位置付けている」とのこと.
 フラッグシップであるTitaniumファミリと同じ最先端の機能を多数備えているが,大量生産向けアプリケーションに最適化された構成になっている.Titaniumファミリとは一部のI/Oの通信速度などが異なる.

 高速インターフェースやハードマクロRISC-V CPUを搭載することによって,ハイパフォーマンス・エッジおよびAIアプリケーションに対応できる.従来の大容量FPGAアプリケーションに加えて,ASICや組み込みマイコンが使われるアプリケーション領域にも対応するため,機能豊富な低消費電力プラットフォームを提供する.

 幅広いパッケージオプションと回路規模のデバイスが用意されており,特定のアプリケーションにおける効率を最大化したり,アプリケーションに合わせてスケールさせたりできることで最適なシステムコストを実現する.
 「Topazファミリは、Titaniumファミリを完全に補完します.Titaniumは高性能通信と電力効率の高いコンピューティング市場に適合しますが,Topazファミリはより高い費用対効果を求められる量産アプリケーションのニーズを満たします。」とのこと.

プレスリリース

Topaz

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