Efinixは,製造プロセス16nmで製造される量産向けデバイスTopazを搭載した開発ボードTz170J484を発売した.
ボードに搭載されるデバイスTopaz Tz170は,小型パッケージにI/Oインターフェースが組み込まれた高密度,低消費電力なFPGAである.1レーン当たり最高2GbpsをサポートするMIPI D-PHYとLPDDR4コントローラがハードマクロで搭載されている.
Tz170 J484開発キットには,LPDDR4メモリ(256Mビット)に加え,QSEコネクタが搭載されており,ドータ・カード(別売)やユーザが独自に製作したカスタムカードを接続できる.FMCコネクタも搭載しているのでメザニン・カードを使用して機能を拡張できる.
サンプル・デザインとして,LPDDR4コントローラとSapphire SoCを使用するスピニング・ドーナッツとランニングLEDが用意されている.
●特長
デバイス:Tz170J484(484ボール FBGAパッケージ)
メモリ:LPDDR4 256Mビットx32ビット(最高1.6Gbps LPDDR4)
フラッシュ・メモリ:2つの256MビットSPI NORフラッシュ・メモリ
I/F:QSEコネクタ(MIPI×4,LVDS,GPIO),Micro-SDカードスロット,メザニンコネクタ(FMC,LPC),コンフィギュレーション用USB Type-Cコネクタ
発振器:PLL入力用の33.33MHz,50MHz,74.25MHz
ユーザLEDおよびスイッチ:LED×6,プッシュ・ボタンスイッチ×2
電源:12.0V
オンボード・レギュレータソース:0.62V,0.85V,0.95V,1.1V,1.2V,1.8V,3.3V,5.0V
参考文献
(1)Topaz Tz170 J484開発キットで始めましょう
https://www.efinixinc.com/jp/products-devkits-topaztz170j484.html