編集部

 Gowin FPGAを搭載するSipeedのボードを使う場合,USBドライバの関係で書き込み作業に問題が出ることがあります.
 ドライバには,FTDIとWinUSBという2種類があり,デフォルトでFTDIのドライバが当たりますが,Zadigで入れ替えできます.
 従来は,Gowin EDAではFTDIのドライバを使い,openFPGALoader(オープンソースの書き込みアプリ)ではWinUSBを使うしかありませんでした.
 そもそも,Sipeedのボードは書き込み回路の問題で,書き込み作業を安定して行えず,使うPCや使うUSBポートによってうまく動作しない場合がありました.これに対処する方法として,openFPGALoader+WinUSBが使われていたわけです.

 Gowin EDA(およびGowin Programmer)の最近のバージョンで,GUIメニューでどちらのドライバを使うかを選べるようになりました.従って,Gowin EDA+WinUSBの組み合わせで,ビットストリームの書き込みや,GAOを使えるようになっています.

書き込み時に現れる,接続先(ボード)選択用ダイアログ


 Sipeedのボードの場合,FTDIのドライバを使う場合に比べ,WinUSBを使う場合の方が安定動作することがあるようです.従って,Windows PCではドライバをWinUSBにした方がよいかもしれません.特に設定しない場合は,自動でFTDIドライバが使われます.

 ドライバの入れ替えにはZadigを使います(参考文献1 参照).ドライバをWinUSBに入れ替えた後で,FTDIドライバに戻すこともできます(参考文献2 参照).

●参考文献


(1)GOWIN EDAの環境構築と新規プロジェクトの作り方
https://interface.cqpub.co.jp/vol4_install/
(2)特別版No.3 第10章 TangNano 9K用ボード サポート・ページ
https://fpga.tokyo/mhut/

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